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クリニックについて


 

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鈴木 邦彦

1964年宮城県仙台出身

  • 1990年3月 岩手医科大学医学部卒業
  • 1990年5月 東北大学大学院医学研究科内科学第二講座 / JR仙台病院内科研修医
  • 1992年4月 (社) 北里研究所 東洋医学総合研究所 漢方診療部特別研修医師
  • 1993年4月 (社) 北里研究所 東洋医学総合研究所 漢方診療部医員
  • 2014年4月 (学) 北里大学 東洋医学総合研究所 漢方診療部部長 / 臨床准教授
  • 2023年4月 (学) 北里大学 北里研究所病院 漢方鍼灸治療センター 漢方科部長

1.漢方医療

日本の伝統医学=漢方医学の継承・発展

実家は仙台で創業百年の薬局を営み、父から漢方医学を勉強することを勧められ医学部へ進学。大学卒業後(1990年)は東北大学第2内科学講座に所属し、JR仙台病院で内科初期研修を受けた。1992年より北里研究所病院内科と北里研究所附属東洋医学研究所へ。漢方医学は大塚恭男、松田邦夫、花輪壽彦先生の指導を受けた。東洋医学総合研究所では伝統的な診療技術を取得した。当施設は1972年に日本初の東洋医学の診療・研究機関として設立し、医師、鍼灸師、薬剤師の3社が連携して、最適な高品質の漢方薬と鍼灸治療を自由診療により提供し、わが国の漢方医療を牽引してきた。自身も「冷え性」であったことから、冷えの治療研究をライフワークの一つとしている。2005年日本初の「冷え性専門外来」を開設し、その治療の成果を日本東洋医学界で報告、市民講座などでも漢方医療の啓発活動を行っている。

診療に関する理念は「自然の理にかなった漢方で健康な心身を作り、他人生きる喜びに溢れたウェルネス・ライフを応援すること」である。

漢方治療の適応:乳児から高齢者まで、老若男女を問わず漢方外来を受診される。主な疾患はアトピー性皮膚炎や気管支喘息のような体質的疾患、高血圧・糖尿病などの長期管理の必要な疾患、冷え性や月経異常など婦人科疾患、自律神経失調症などの心身的疾患、抗がん剤やステロイド剤などの現代医療による副作用症状の軽減・予防などがある。

1.免疫療法

人体最強の免疫「NKT細胞」を活性化すれば「がん」や「新型ウイルス」などの感染症を防ぐことができる。

標準治療を受けても効果を得ず、がんが進行してしまった患者さんの多くが次に選択するのは標準治療以外の方法。なかでも、がんの3大療法に次いで「第4の治療法」として注目されている「がん免疫療法」を受けている患者さんが増加している。免疫療法はその名の通り、免疫システムを利用して体内の異物(がんやウイルス、細菌など)を排除する治療である。これまでの「免疫療法」の多くはNK細胞やT細胞を取出し、何億個と数を増やして患者さんの体内に戻すという方法でした。が、いくら活性化し数を増やしても実際には、がん細胞が出す抑制シグナルにより免疫細胞の働きを封じられてしまう、そのシグナルを阻止しなければ意味がない。これらの理由から既存の免疫療法ではがんを絶滅させる決定打には至っていない。そのような状況下で現在注目されているのが、活性化させたNKT細胞による「NKT細胞標的治療」。こうしたNKT細胞標的治療について理研の谷口先生は「女王蜂戦略」と称している。NKT細胞は女王蜂のように働きバチであるNK細胞やキラー細胞などが死んでも長期の免疫記憶によっていつでも補給することができ、がんの進行や再発、転移も抑制できるとされている。

理研発メディカル企業である「株式会社理研免疫再生医学」は、理化学研究所と千葉大学が臨床試験を行ってきたNKT細胞標的治療を改良・実用化した新しいNKT細胞標的治療「RIKNKT®」の開発企業である。現在、全国19の医療機関へ再生医療製品の提供を行っている。今回の開業にあたり理研免疫再生医学より全面的なバックアップを受けることになっている。

以上の漢方医療と免疫療法は互いに親和性が深いが、それらを組み合わせた医療施設は過去に例がない。本施設は単に治療を目的として開設する以上に、健康の維持増進を含めた総合的な情報を提供できる空間を創造したい。今後の発展性も含め大きな注目と期待を集めることができるものと考えている。

問診票PDFをダウンロードし、印刷、記入してお持ちください。

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